ほとんどの人はこれまでの人生でIKEAの家具を1つか2つは持ったことがあるでしょう。一方で自分のテイストに疑問を持ち「これって安っぽいかも?」と思い始めているのでは。
その気持ち本当によくわかります。年齢を重ねるほど基準は上がっていくものですし、それは決して悪いことではありません。だからIKEAのソファを買ったからと言ってそれが常に安っぽく見えるということにはなりません。そもそもIKEAのソファにそれなりのお金を払った方も多くいらっしゃいます!(Stockholm/ストックホルムシリーズがそうですね)
私たちのオフィスの周りにあるIKEAの家具を見ると(スポンサー料をいただきたいくらいです)たとえ8年経過したKlippan/クリッパンソファでも特に構造上の問題がなければ、お金をかけなくても見違えるポテンシャルがあると心から思えてきます。
今回の特集ではオーダーメイドのロングカバーでどうやって見た目を改善できるかについてお話ししていこうと思います。
なぜロングカバーが必要?
1. 脚を隠す!
IKEAのソファで気に入らないところはどこかと聞かれたら、四角くて直線的な(Karlstad/カルルスタードソファをお持ちの方はお分かりですね)あまり魅力的ではない脚ということになるでしょう。
そこで私たちはその脚を隠す最も簡単な解決方法はロングカバーだと考えました。それによってきっちりと張られたカバーより、より高級感を生み出すことにも繋がります。
2. レザーや布張りソファの悩みを現実的に解決
レザーや布張りのIKEAソファは数年経つとキズや傷みが目立ち始めますよね。張り替えるか買い換えるかお悩みの方もいらっしゃるはず。
そこで悩ましいのが、
- IKEAソファの張り替えはおそらくソファそのものよりもお金がかかってしまう
- 古いカウチを(特にまだしっかりしているのであれば)捨てるのはもったいない
では代わりにロングカバーをかけてみるのはどうでしょうか?
英語では”slip”cover(するっと被せるカバー)と言いますが、お使いのカバーを外す必要がないので本当に簡単につけられるんです。今あるソファにslipさせてお洗濯の時はさっと取り外すだけ!ソファの印象が一瞬でガラッと変わります。カバーの下に何があるかなんて誰も気にしませんよ。
ロングソファカバーのちょっと違ったスタイル
1. シャビーシックなリネンカバー
皆さんお気付きではないかもしれませんが、私たちはシャビーシックの大ファン。エフォートレスな美しさやリラックスした雰囲気を出すのにぴったりなんですよ。リネンのカバーを選べば、とても柔らかく座り心地が良くなるおまけ付き!
見た目の面でいうと、シワがあることによってより立体的な印象となりリビングスペースに深みを与えてくれます。もちろん、玄人好みのテイストなので誰にでもおすすめというわけにはいきませんが。
これだけではありませんよ。このスタイルは男性の部屋にもとても良く映えるんです。男性的なカバーにするにはダークカラーのリネンを選んでプリーツを取ってみて。(クリスチャン・グレイの家のように)リネンカバーはお手入れ簡単、アイロンがけすら必要ないのですから気に入らない方がおかしいですよね。シワのあるソファって素敵と思えてくるはずですよ!
2. コントラスト バンディング
ある日、私たちはちょっと時間が余ったのでコントラストバンディングと名付けたおかしなアイディアで遊んでみることにしました。それは2種類の生地を縫い合わせるのですが、完全なカバーを使って完全にユニークなカバーを作り上げるというものです。私たちが作ったKlippanカバーをご覧下さい!気に入りましたか?それとも全然?ぜひ感想を聞かせて下さいね!
3. 小粋なミドルカバー
幸いなことにIKEAの全てのソファレッグが四角く直線的に作られているわけではありません。もし素敵な脚は隠さずにカバーをつけてみたいとお考えでしたら、ミドルカバーがおすすめです。少しだけ脚を見せながらエレガントな印象になりますよ。
このスタイルはダイニングチェアや脚の長いソファにも良く合います。
私たちのオーダーメイドカバーをご検討でしたら、プリーツやパイピングがカスタマイズできるほか、裾の長さも選択可能!それについてはまた次回お話しすることにしましょう🙂
それではまた!