どんなにクッション性がよく座り心地のいいソファでも、立ち上がったり座ったり、ちょっとした動きでソファがずれてしまっては快適とは言えません。日々の多少のずれがストレスになったり、時には大切な床を傷をつけてしまうことも!
特に小さなお子様がいるご家庭では、ソファがズレて大きな怪我につながる心配もあるので、滑り止め対策はしっかりとしておきたいもの。
ただしソファの滑り止めと言っても種類は様々。ソファの脚に貼るタイプや、シートタイプ、ソファの脚に被せる靴下タイプなど、どの滑り止めがご自宅のソファに合っているのか、しっかりと選択することが大切です。
今回は、それぞれのタイプの滑り止めについて良い点と、注意する点をご紹介します。
①ソファの脚に貼るタイプの滑り止め
ゴムやシリコンなど素材は様々ですが、ソファの脚に粘着テープでとめるタイプは小さく手頃なので、簡単に取り入れられます。
特にゴムやシリコン素材の透明な滑り止めであれば、目立ちにくくインテリアを損なう心配もありません。
しかし、日の当たる場所や、床暖房がついている家庭では熱に弱いゴム素材だと溶けてしまい床に跡を残してしまう場合もあるため、ゴムやシリコン素材を使う場合は床暖房に適しているか、耐熱性はあるか確認するようにしましょう。フェルトタイプであれば、熱で溶けてしまう心配もなく傷も保護できますが、滑り止めとしてはやや不安です。
おすすめはAmazonで売っている「ソファ滑りとめ ピットクッション50mm 」
透明な樹脂でできているので、目立たずインテリアにもよく馴染みます。
50mmというサイズが、小さすぎず、大きすぎず様々な脚にフィットするのも嬉しいポイント。もしも脚の方が小さすぎて、接着面がはみ出る場合は直接床に貼って使うという裏技もあります。
ただし、消耗品なので定期的な交換は忘れずに!
②テープやシートタイプの滑り止め
テープやシートタイプの滑り止めはソファを置くカーペットや、ラグを固定するものです。カーペットやラグも固定していないとソファに乗った際に勢いでズレてしまうので、滑り止めの使用をおすすめします。
品質の良い家具家電が手頃な価格で手に入ると人気のニトリでは、シートタイプの滑り止めを取り扱っています。
ソファだけでなくラグやカーペットの取り扱いもあるニトリだからこそ、耐久性や滑り止めの効果にも信頼があり、安心して使用できます。
ニトリの「吸着すべり止めテープ4×400cm」なら好きな長さにカットして使用できるため、はみ出してしまう心配もありません。欲しいところに、欲しいだけ。滑り止めの効果も抜群で口コミも高評価です。
安く済ませたいという方は、100円均一で有名なDAISOの「すべり止めシート厚手 30×100cm」もおすすめです。
貼るタイプではなく、下に敷くタイプなのでリバーシブルのラグや、頻繁に洗濯をするので粘着テープを貼りたくないという方におすすめです。
③靴下のようにソファの脚に被せる滑り止め
ダイニングチェアなどでよく見かけるタイプですが、細い脚のソファに靴下のように被せるタイプもあります。ただし、このタイプは布製のものが多く、フェルト生地の滑り止めと同様に傷防止にはなりますが、滑り止めとしてはやや不十分。
そこでおすすめしたいのが、DAISOの「すべり止め液」です。
手芸コーナーで取り扱っていて、靴下やハンガーなどが主な用途ですが、ソファに被せた靴下の裏に塗り、乾かして使います。この使い方は、傷防止や防音のためのアイテムにプラスアルファで使うようなイメージなので、すでに靴下タイプをつけている場合などに試してみてください。
ソファの滑り止めを取り付ける際の注意点
今回紹介した滑り止めを使うときは、必ず埃や髪の毛などの汚れをとり、接着面をきれいな状態にしてから使用するようにしましょう。また、水気のある雑巾で掃除した場合は乾いた布で拭き取り、乾燥させておくのも大切なポイントです。
また、冒頭でもお伝えしたように、ソファのズレは小さなお子様の事故や怪我にも繋がります。滑り止めをしっかりとしてズレないようにすることも大切ですが、ソファの位置を壁沿いや部屋の角に設置するなど、滑り止めをつけた上で、滑りにくい場所も意識してみてください。小さなお子様のいる家庭で安全なリビングを作る方法はこちらの記事もご覧ください。
おわりに
今回はソファのズレを解消する滑り止めアイテムについてご紹介しましたが、いかがでしたか?日頃のストレスや、怪我のもとを取り除き、快適なソファ生活を実現してくださいね。
コンフォートワークスでは、ソファの気になる臭いを取る方法や、ヘタってしまったソファクッションを復活させる方法も記事でご紹介していますので、是非ご覧ください。