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失恋のあとの大掃除を絶対にやったほうがいいわけ

さよならとは辛いものです。

嫌な予感がする時もありますが、最悪なのは「こんなことになるなんて思いもよらなかった」というお別れ。

感情的にも重く、立ち直るのに時間もかかり、そしてなによりも人生の他のことまで – プライベートであれ仕事上であれ –うまくいかなくなってしまうのです。

パートナーと一緒に住んでいると傷は特に深いもの。生活空間が突如として辛い思い出の場所と変わり、愛していた人はもはやいないということを思い出させ、そして家のどんなに小さなことであっても憂鬱のスパイラルに陥るきっかけとなりうるのです。

失恋を乗り越えたいときに本当の意味で立ち直るには、辛くても内なる感情と正面から向き合い、日常を大切に歩むことです。

失恋の傷が癒えない内はそっとしておいてもらいたいし時間も必要ですが、今回は前を向ける日が早く来る、思い切った「失恋大掃除」についての特集です。

傷を精査する

失恋のあとの大掃除を絶対にやったほうがいいわけ(物の処分)
Image credit: Goodmigrations.com

最初にしなくてはいけないこと(それは同時にいちばん心が痛むことかも知れませんが)は、身の回りにある、かつての恋人を思い出させる数々の品物を処分することです。

かといってすぐにゴミに出す必要はありません。ひとまずは箱にしまってどこかにおいておき、時間が経ってからそれをどうするか考えたって良いのです。

しかし大切なのは自分にとって良いとは言えない環境を浄化させること。

偉大なる片付けの母、近藤 麻理恵が言うところの「そこにときめきはあるか?」という問いかけを思い出して見ましょう。もし何の心の反応もないなら処分して、ほかのポジティブなもの、楽しいもので生活空間を満たしましょう。

あなたがミレニアル世代でなかったとしても、 アリアナ・グランデの「Thank you, next」という格言覚えておくべき。新しい、より素敵なものと一緒に新しい一歩を踏み出すべきです。

真に自分にふさわしい場所を作る

失恋のあとの大掃除を絶対にやったほうがいいわけ(模様替え)

家のインテリアを変えることで新しいエネルギーを感じる – これは仕切り直しをしようと思っている時にはとっても大切なことです。

家具の位置をいくつか変えてみるだけでも身の回りの環境ががらりと変わって見え、新鮮に感じます。新しい門出というのはまだ見ぬ経験へ一歩を踏み出し、今後思い出をたくさん積み重ねていく後押しとなります。

お金がかからず、シンプルな手順で家を若々しく変えるアイディアはコンフォートワークスのebook「IKEAでつくる家の空間」(英語)にも満載です。自分だけの場所に変えるヒントを探して見てくださいね。

古いものは思い切ってさようなら – 新調のいい機会です

失恋のあとの大掃除を絶対にやったほうがいいわけ(新しいものを買う)

さよならは円満とはいかないときもありますが、なにも泥沼である必要はありません。そしてインテリア小物が家の空間にもたらすパワーを侮ってはいけません。

新しいラグ、ウォールデコレーション、ちょっとした置物。これらは見慣れた家をまったく新しい場所にしてくれますよ。お金をかけずに家の模様替えを楽しむ方法もぜご覧ください。

家を飾り付けることは、手間暇をかけて家が自分のいるべき場所だと確認し、愛情を示すよいタイミング。

それに、欲しかったけど元恋人が反対したから買えなかった、いろいろな素敵なものを手に入れる最高の機会です!

グリーンを育てる

失恋のあとの大掃除を絶対にやったほうがいいわけ(植物を育てる)

別れたばかりの時は、ペットを飼うのもいいかも、と思ったりしませんか?でもそこからずっと付いて回る命の責任というのは非常に大きいものです。

もしたくさん考えてやっぱりどうしてもどうしても動物が欲しい、という方にひとつアドバイス:

ペットショップではなく動物保護施設へ行きましょう。

でももしペットの責任がちょっと重すぎる、ということであれば植物を育てるのはどうでしょうか?

家にグリーンを置くメリットはたくさん。空間が明るくなり、空気はきれいに。植物は私たちの健康を増進し、ストレスを軽減させることも知られています。

そして動物のペットと同じように、植物も日々の世話と愛情がないと育ちません。

家に可愛がって面倒を見る存在がいるということはとてもいいことです。モヤモヤを心の中から追い出し、淀んだエネルギーや感情を放出させてくれるのです。

さあ、燃やし尽くせ!

失恋のあとの大掃除を絶対にやったほうがいいわけ(香り)
Image credit: Purethoughts.co.uk

すでに知られていることですが、香りは記憶と密接に結びついています。だから新しい香りで家を悲しい思い出から浄化させてあげましょう。

セージを焚くと家の空気もきれいにしてくれますし、ネガティブなエネルギーもなくなります。

セージはスピリチュアルやシャーマン信仰と結びついて考えられがちですが、最近の科学研究でもセージには抗菌性、殺菌性のある清浄媒体として機能するということがわかっており、自然の虫よけや抗バクテリア剤として使えます。

セージを焚いたときに出る煙はその空間にあるネガティブなエネルギーを取り込み、煙が晴れる時にはそのエネルギーも一緒に取り払ってくれるそうですよ。

自宅に風水も取り入れて悪いエネルギーを追い出しましょう。家のものの配置をきちんと理解するということは、つまり落ち着きと安心をもたらす良いエネルギーの通り道も見えるようになるということです。

私たちの風水についての特集もぜひお読みいただき、実践して見てください。

雑音は消してやるべきことにフォーカス

失恋のあとの大掃除を絶対にやったほうがいいわけ(やりたいことに集中)
Image credit: MCC.com

別離のプロセスにいるときは身の回りの環境を整えることも大事ですが、「心の整理」もわすれてはいけません。

一見失恋とはまったく無関係に思えることが突然複雑な感情を呼び覚まし、心乱されてしまう瞬間もあるでしょう。

すでに過去においてきたはずのものごとにとらわれて悲しんだり怒りを覚えたりするのは大きなエネルギーを使います。

そのエネルギーをもっと生産的な、例えば自分の健康やキャリアといったことに費やすほうがいいと思いませんか?

気晴らしは思いつめていたことから気を紛らわすのにとっても有効です。結局のところ、お別れのあと落ち込んでいる時に必要なのって「気晴らし」じゃないでしょうか?

気晴らしといっても、健康的なこと、例えばエクササイズや瞑想、セルフケアなどにたっぷり時間を使いましょう。

このようなアクティビティを行うことで分泌されるエンドルフィンやセロトニンは、苦痛やストレスのレベルを下げてくれる自然の薬としてとても役立ちます。

前を向いて

失恋のあとの大掃除を絶対にやったほうがいいわけ(時が癒してくれる)
Image credit: Everydayhealth.com

どんなに辛くて荒んだものに思える時も、全ては – その痛みでさえも – 一過性のものだという事実を忘れてはいけません。世界はまわり、物事は前にすすむものなのです。

やがてこの経験から抜け出した時には何か学んだことだってあるかもしれないんです!

何があっても、辛い時に自分に寄り添う存在はまず私たち自身でなくてはなりません。自分に愛と感謝を教えてあげるのに「タイミングが悪い」時なんてありません。しかしあらゆることは、自分の身の回りから始まるのです。

さあ、片付けましょう。心のなかも、今いる部屋も。

無料のIKEAでつくる家の空間」のebook (英語)に掲載の実践しやすく、お金もかからないインテリアのヒントを参考にあなたのプライベートな空間を自分だけの場所に作り上げてください。

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