ペットの爪とぎや、ポケットに入れた鍵がソファが刺さってしまったり、縫い目が裂けてソファの布生地が破れてしまうことがありますよね。破れた箇所は小さくてソファを買い換えるのはもったいないけど、なんだか毎日目についてしまって…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
でもご心配なく!破れたソファの補修は意外と簡単。今回は修理のプロセスを6つのステップに簡略化してみました。しかも必要な材料は3つだけ!張り直しに代わるこちらの方法なら、布張りソファもカバーリングソファも新品同様になりますよ。それでは早速始めてみましょう。
材料
- シーリング剤
- カーブ針
- ナイロン糸
1. 破れた箇所をよく確認する
まずはソファ生地の破れてしまった箇所の具合をチェックすることから始めましょう。ソファの裂け目の深さや長さ、縁がどのくらいほつれているかなどをよく確認して下さい。この後のステップにおいてとても大切な情報になりますよ!
2. シーリング剤で布の裂け目を保護
次に、シーリング剤を裂け目の縁に塗っていきます。破れたソファ生地がそれ以上ほつれるのを防ぎ、縁を保護してくれます。
シーリング剤はAmazonで簡単に手に入れることができます!シーリング剤の有名なブランドとして、カンパ シームシーラー、マックネット シームグリップ、コグランズ シームシール、シームグリップなどがあります。お近くのホームセンターでもきっと見つかるはず。
3. 裂け目の縁を折る
縁を折り込み、折り目を指でしっかりと押さえましょう。必要があればマチ針を使って固定しましょう。ほつれた縁のすぐ近くを縫ってしまうと、その後さらにダメージを広げる可能性があるので、ほつれ部分をできるだけ中に折り込むことが大切です。
ほつれた縁を折ってしまえば、その部分をうっかり縫ってダメージをさらに広げるようなことにはなりません。
4. ナイロン糸とカーブ針を準備する
このステップでは丈夫なナイロン糸とカーブ針が必要です。ナイロンは普通の糸よりも丈夫なので裂けにくいのが特徴。カーブ針は平らな表面を縫うのに適しています。マットレス針、椅子張り用針としても知られています。オンラインで探してみると良いでしょう。
レザーの修理には下のイメージ写真のようなワックスコード(蝋引き糸)もありますよ🙂
5. 裂け目を縫う
生地の両縁を合わせて指でつまみながら、裂け目の縁に針を刺していきます。糸をしっかり引いて縫い合わせましょう。
細かくきつめのステッチで裂け目に沿って針を刺していって下さい。縫っている間は、裂け目の縁が折り込まれているか常に確認し、最後まで縫い合わせていきましょう。
ピンタレストのこちらの画像を参考にして下さいね:
6. 縫い目を閉じて仕上げる
最後のステッチまできたら、輪が出来る程度にたるみを残して糸を引きます。そうしたらその輪の中に針を2回通して引き、結び目を作ります。その結び目から縫い目に沿って、細かいステッチで2〜3針分、返し縫いをしていきます。
最後に、生地に近いところで糸を切れば完成です!
まとめ
それでは破れてしまったソファの修復方法のおさらいです。
まず裂け目・破れた箇所の具合を確認。そしてほつれた縁にシーリング剤を塗って、破れが広がってしまうのを帽子します。ナイロン糸とカーブ針を用意して裂け目を折り、しっかりと押さえる。細かくきつめのステッチで縫い合わせる。
最後のステッチで輪を作り、その中に糸を二回通す。糸をしっかり引いて縫い目を閉じる。とっても簡単ですね 😉
ソファの改造や張り直しをお考えでしたら、こちらの記事、あなたの古いソファを復活させる方法をチェックしてみて下さいね。
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それではまた!