夏。こんがりと日に焼け、プールサイドでのんびりして、日光浴でビタミンD
を作りまくる季節。
太陽の下、外で遊ぶのが本当に楽しいこのシーズンですが、家に入ったとたん、この夏の光線が自宅の部屋をサウナに変えてしまったことに気づかされます。
エアコンを常に「最強」にして夏を過ごすのも一つの手ではありますが、副作用として月末の驚きの電気料金ももれなくついてきますよね。
でも電気料金をもぐんと上がらず、夏中ずっと家を涼しくできる方法はちゃんとあります。今回の特集はそんな夏のアイディアを集めました。
手動で限度を設定できるサーモスタットを導入する
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設定で温度をコントロールできるサーモスタットを導入すれば、エアコンを効率的に最大活用しながらもエネルギー使用量は抑えることができます。
Ecobee4 のような、自分で設定ができるサーモスタットは室温をひんぱんに計測し、高くなりすぎたり低くなりすぎたりしたときは自動で電源のオンオフを再調整してくれます。
日よけや遮光カーテンを利用する
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窓は熱が室内に入る一番大きな通り道。ですからここをきちんと遮断すれば、部屋の中は涼しいままです。
ブラインドやカーテンを取り入れるのは、特に夏、暑さが辛く感じるときは有効な方法です。遮光カーテンならそういう点で最適ですし、自宅の断熱化にも役立ちます。
自宅の断熱を怠らない
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家をしっかり断熱しておくことは、より長い間、涼しく感じるためには必須です。パッドや断熱フォームで壁を覆っておくのはもちろん、家の窓から入ってくる日光、ドアの下の隙間、家電の待機電力など、熱源となるものを少しでも減らすことは、すぐにでも実行できそうですよね。
断熱を心がけるときに大事なのは、室温の上昇につながる行動を抑え、現状の温度をできるだけ長くキープすることです。つまり窓やドアを開けるのを控えたり熱を出す家電を使わないようにすれば良いのですね。
LED電球を使う
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普通の白熱球からLEDライトに替えた方が良い理由がいくつもありますが、断熱もそのひとつ。
ごく普通のLEDライトも白熱球に比べれば熱はずっと抑えられますので、家を涼しく保つにはLEDがぴったりです。
もう一つ、LEDライトの良いところは、環境に優しいというところ。
従来の蛍光灯や白熱球は、点灯時に使っているエネルギーのうち、明かりをつけることに使われているのはたったの5%。残りの95%は熱という形で失われているんです。対してLEDは80%以上が明かりをつけることに使われ、熱として放出されるのは5%です。効率的だし、環境にも良いですよね。 …
