現代生活、そこではスペースが大きな悩みのタネに。
かつてないほど多くの人が、より狭い居住空間に移り住もうとしている今、屋外に庭を持つことなどバカバカしいとさえ思えてしまいますよね。そんな流れから室内で楽しめる植物の人気が高まってきています。
どんな植物にしようかと考える時、選択肢は多肉植物やサボテンだけではありませんよね。むしろ植物を育てて大きくすることに視野を広げて、インドアハーブを始めてみませんか?
ガーデニングの才能がないから不安?(その気持ち私たちはよく分かりますよ!)これからご紹介するのは、私たちがピックアップした誰でも簡単に育てることのできるハーブです。ぜひよく読んで不安を解消して下さい。またこちらの記事も是非読んでみてくださいね。
チャイブ
たっぷりと日光の当たる場所があるなら、チャイブはインドアハーブガーデンにぴったりの植物です。
1日に6〜8時間の日照量が必要ですが、そういった場所がない場合は蛍光灯の下に置きましょう。チャイブは湿気を好むので、近くに他の植物も一緒においてあげて下さい。
丈夫で元気に育てるためには、土の表面を触ってみて乾いていたらお水をあげて。葉っぱは根元から定期的に剪定しましょう。でも一度に3分の1以上カットしないように気をつけて下さいね。
ミント
生のミントで香りづけした飲み物はお好きですか?それならお家ですぐ手に入るミントがあればありがたいですよね。
プロのアドバイス: 屋外ではなく室内で鉢植え栽培しているミントは地植えしないこと。繁殖力が強いので庭で増えすぎてしまいますよ。
室内でミントを育てる場合、根が絡まって枯らしてしまわないよう、狭く深い鉢ではなく表面の広いものを選ぶようにして下さい。
お家の中で明るくてよく日の当たる場所に置き、十分に日光を吸収できるようにしましょう。お水は毎日土が湿る程度にあげて下さい。
イタリアンバジル
お家でよくイタリアンを作る方なら、料理に生バジルを多用するのはご存知ですよね。
家でバジルを育てれば、スーパーで買うよりも経済的であるだけでなく、パスタやピザやサラダに必要な分をすぐに手に取ることができます。
幸いバジルは室内で育てるのもとても簡単。
水はけが良く養分豊富な土に植えてあげて下さい。水はけが重要なポイントなので、お水をあげすぎないようにご注意を。
よく日の当たる所に置くことも大切です。バジルは1日に少なくとも6時間の日照が必要。収穫するときは茎からではなく葉っぱをカットするようにしましょう。そうすれば2〜3週間でまた伸びてきますよ。
パセリ
他の多くのハーブと同じように、室内で育てるパセリもまた十分な日光を好みます。
種から育てる場合は、長い発芽期間が必要となるのでご注意ください。
たまに水やりを忘れたからといって心配しなくても大丈夫。パセリは湿った土を好むとはいえ、とても丈夫なんです。
ベイリーフ
ベイリーフはハーブとして馴染み深いものですが、植物としてはベイローレルとして知られています。
水はけの良い土に植え、日光と湿度が十分な場所に置きましょう。
タイム
タイムは栽培が最も簡単な植物の1つです。特に挿し木から育てる場合にはぴったり。
タイムの根はジメジメした土を好まないので、水はけの良い土と鉢、そして大きな鉢皿を用意することがポイント。タイムは直射日光がなくても大丈夫。半日陰の場所ならどこにでも置けますよ。
触ってみて土が乾いていたらお水をあげましょう。
タイムの生育はとても早いので、伸びすぎないようこまめに剪定して下さい。
レモングラス
私たちが目にするほとんどのレモングラスは屋外で栽培されたものですが、室内でも生育は可能です。
その天然の香りは虫除けに効果があり、アジア料理の素晴らしいアクセントにもなります。レモングラスの良いところはスーパーで買ったものからでも簡単に増やせること。
暖かいところを好む植物なので、もし寒冷地にお住まいなら室内で育てるのは理想的です。レモングラスは植えた鉢と同じ大きさに成長するため、あなたのお家のスペースに合うものを選びましょう。よく日の当たる場所に置き、毎日お水をあげて下さい。
プロのアドバイス: 成長を促すため頻繁に株元から収穫しましょう。
ローズマリー
ローズマリーは少なくとも1日に6〜8時間の日照が必要。直射日光がよく当たる場所さえあれば育てるのはとても簡単です。
水はけの良い土に植えれば、一年中香り高くリラックス効果のあるローズマリーが楽しめますよ。土の表面が乾いたらお水をあげましょう。土が完全に乾ききってしまわないように気をつけて。
ローズマリーは夏と比べて冬にあまりお水を必要としません。この時期の水やりは控えめに。
オレガノ
オレガノは暑いところが大好き。直射日光のたっぷり当たる場所で育てるのが理想的です。
ですから、窓が1つないしそれ以上あるスペースに置かなくてはいけません。次の水やりの前に土がちゃんと乾くよう、お水はあげすぎないで。
より大きく育てるために、こまめに剪定しましょう。
セージ
お家のエネルギーを清めるもよし、料理に風味を添えるもよし、セージを室内で育てると色々なメリットがあります。
セージは丈夫で年中繁殖力が旺盛、乾燥にも強いので最も育てやすいハーブと言えるでしょう。
でもお水のやりすぎには気をつけて。日当たりの良い場所に置き、水はけの良い土で育てましょう。収穫するときはそれぞれの葉っぱの茎のようになっている部分をハサミでチョキンと切り取りましょう。
さあ、これでどのインドアハーブが一番育てやすいかお分かりになったかと思います。さっそくあなただけのエディブルガーデンの準備に取り掛かりましょう。
ぜひ楽しんでやってみて下さいね!
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