ソファカバーをオーダーメイドで作るときに大変重要となる点は、すべてのクッションが取り外しできる、つまり本体にクッションが取り付けられていないということです。カバーを被せる本来の意味は、見た目を新しくしたいときに簡単に変えられることや、時々カバーを洗濯して気持ちよくソファを使うことができる一方で、それぞれのカバーがソファにきちんとフィットするというところにあります。
コンフォートワークスは以前、Love Grows Wildでブログを執筆しているリズという素晴らしい人と一緒に仕事をしました。リビングルームの外観を新しくするのにソファとラブシートにカバーが必要とのことで、そのソファとラブシートを持って私たちの元へ来てくれました。カバーのスタイルと生地のオプションについて少し話し合った後、私たちは思わぬ壁にぶつかってしまいました。そのソファは、背もたれクッションがフレームに取り付けられているタイプだったのです🙁しかし彼女は勇敢にもこう言いました。大丈夫、切って外しますから!
私たちが彼女の返事を待っている数日間はハラハラドキドキしていましたが、すべて大丈夫でした。でも彼女のブログ記事を読むまでは、実はすごい冒険であることとは知らなかったのです。こちらが元のソファの状態。
まったく問題ないのですが、明るくて風通しの良いリズさんのリビングルームにはあまり合いませんでした。彼女はもっと落ち着いたファームハウス風の新しいオーダーメイドのカバーを探していて、頑丈に取り付けられた背もたれクッションなど弊害にはなりませんでした。そしてハサミ登場、クッションが外れました。
あなたはビックリしましたか。それともビックリしたのは私だけでしょうか。2つのクッションのように見えていたのは、実はとても長い1つのクッションで、しかも…全部フワフワ。白くてフワフワな中身だったのです。また、背部のフレームは内側が完全に露出しています。オーダーメイドのカバーをかぶせるのでそのままでも構いませんが、背もたれ部分を強化するために、リズさんはその露出部分を塞ぐことにしました。
仕上がりはかなり豪華になっています。リズのブログLove Grows Wildでは、オーダーメイドカバーで彼女が体験したことが詳しく紹介しています。ぜひ読んで見てください。
これと同じ方法をDIYしたい場合のヒント
– 小さいところから始めましょう。まずソファの骨組みを調べます。ソファによって作りが異なり何が起こるかわからないので、角を少しハサミで切り取って中をのぞいてみてください。いきなり縫い目を解いてソファー全体がバラバラになってしまうことのないように!
– あなたのソファにあわせカバーをお作りすることが実際にできるかどうか、自分で大かがりことを始める前にコンフォートワークスへ相談されることをおすすめします。特定のデザインではカバーを付けることができないからです。たとえばに、弊社でカバーをお作りできないものにはウィングバックや複雑な形のソファなどがあります。
質問: クッションを取り外さずにオーダーメイドカバーを作ることができますか?
論理的にはできます。しかしこんな風になってしまうでしょう。
(これはバーベキューグリルのカバーですが)
カバーをオーダーメイドにする理由は主に2つあります。古いソファをとっておくため、そして見た目を新しくするため、あるいはその両方です。両方なら理想的ですね。見た目は気にしないからクッションを取り外す手間を掛けずに洗えるソファカバーが欲しい、という人にはストレッチ素材でできたあらゆる形のソファにフィットするユニバーサルソファカバーが1番良いでしょう。
質問:そもそもなぜソファにクッションが取り付けられているのですか?
革張りのソファではクッションが取り付けられていることがよくあります。革は滑りやすいので、クッションがフレームに縫われていないと滑り落ちてしまうのです。布張りのソファの場合は、クッションを取り付けると見た目がよりきっちりとし、ソファが古くなるにつれてへたり気味になる背もたれのクッションも形が保たれやすくなります。残念ながら、掃除機ではすみずみまで行き届かないので、掃除機での掃除するのは非常に難しくなります。
質問:クッションが取り付けられているソファは張り替えるほうがよいのでしょうか?
張り替えればソファの形が完全な状態で維持できるでしょう。また、背面やアームレストに複雑なデザインが施されていてカバーで覆われていない場合にも最適です。さらに、家具張り替えの専門家は、時間が経つにつれ平らになった古いバッティングやライニングを交換してくれることもあるでしょう。お気に入りのソファを救えるものなら何でもやってみましょう!