ある日家に帰ると、ソファに小さな点が目に入ってかなりイラッときてしまう。 リビングエリアに近づきよく見てみると、その小さな点はゴミでもチリでもないことに気づきます。
犬は外で寝かせるか、それとも子供たちを問い詰めて今夜はアイスクリーム抜きとするか。
幸いなことに、そこまで極端なことをする必要はありません。なぜなら、私たちコンフォートワークスのチームは、あなたの身近なオーダーメイドカバーのメーカーというだけでなく、布生地の汚れというような家庭のお悩みを解決するため知識をある程度持っているからです。
お客様から布生地のケアについて質問を今まで受けてきましたので、その質問をまとめてご紹介してはどうかと考えました。
この記事であなたのソファがこれから何年も新品な状態に保たれると良いなと思います。🙂
1. シミを取り除く
シミを取り除くときは、まずソファの目立たない部分でテストして、納得のいく結果が得られるかを確認するのがいちばんです。
と言っても、一般的に見られる以下の家庭用品のうちいくつかを使えば、とても簡単にシミを取り除くことができることができます。
- 重曹とレモン汁(猫がソファをひっかくのを防止することもできます)
- 食器用洗剤と濡れ雑巾
- 赤ちゃん用お尻ふき(マイクロファイバーのソファ用)
- 酢と水(おしっこのシミ用)
- 氷(チューインガム用)
- 消毒用(イソプロピル)アルコール(スエード生地用)
実際シミは小さく見えますが、発生したらすぐに取り除かなければなりません。 時間が経つとシミを取り除くことががほとんどできなくなります。ドライクリーニングなんてイヤですよね。
ちなみに白いソファをお持ちのみなさま、こちらの記事も是非読んでみてくださいね。白いカウチを清潔に保つ方法
2. 毛玉や毛羽立ちを取り除く
通常、交差織りの生地では、毛玉や毛羽立ちが発生するのがよく起こります。 これは基本的に、ソファの上に座ったりブラシをかけたりするときに繊維が表面に押しだされるために起こるもので、見た目もよくありません。
でもこのような毛玉はシェーバー(カミソリシェーバー)を使用してとても簡単に取り除くことができます。できれば理髪店で使われているようなものが良いですね。その後は
軽く掃除機を掛けます。
カミソリは優しく当ててくださいね。
はみ出した繊維が取れれば毛羽立ちがなくなり、新しい生地のような見た目になるでしょう。
ソファのほつれの直し方についてはこちらの記事も是非どうぞ!
3. 折り目やシワを取る
これは主にカバーの掛けてあるソファに当てはまります。布張りや革張りのソファに比べると折り目やシワができやすいからです。
折り目やシワの除去には2通りの方法があります。
- アイロン掛け:低~中程度の温度設定で表面にアイロンを掛けるだけです。直接生地にアイロンを掛けるのではなく、布やハンカチなど上から掛けます。天然素材の生地は直接的に熱を加えても耐えられるのですが、合成繊維やレザーのカバーには絶対にアイロンを直接掛けないでください。
- ハンディスチーマー:ハンディスチーマーの代わりにヘアドライヤーと水の入った霧吹きを使用することもできます。シワのあるところ当てるだけでシワは消えます。スチーム機能のついたアイロンを使用する場合は、ソファカバーの裏側からアイロンを掛けます。
4. クッションを動かして入れ替える
あなたも私たちもみんな怠け者。お尻の形を付けたくて(私だけ?)同じ場所に好んで座ってばかりということもあります。
これらのクッションを動かして入れ替えれば擦れは均等になりますが、常識的なように思えても通常は生活に追われてしまい、実際にクッションを入れ替える人はほとんどいません。
今この記事を読んでいて、しばらくやっていないなと気付いたら、今すぐやってみてください。1~2分で終わりますよ。
座面のクッションが「片面使い」で入れ替えできない場合は、たまに叩くだけでもいいでしょう。1番大事なのは、中の詰め物が圧縮されないようにすることです。圧縮されてしまうと、新しい詰め物の購入を考える必要が出てくるかもしれないからです。
5. 日光によるダメージを防止する
アウトドア用の生地で作られていないソファは、サンルームに置いたままにするのは避けた方が良いでしょう
生地は人間と同じようなもの。私たち人間は原子でできていますが、1日に浴びる日光が多くなりすぎると最終的には皮膚がんになってしまいます。生地の場合は、特に長期的に日光に当たった部分が変色します。ソファを日光の当たるところから離しておくのが最善です。
6. ペットの毛を取り除く
ペットの毛は掃除機ではうまく取れず、やっかいなことになるかもしれません。
私たちのおすすめは、セロハンテープを使って毛を貼り付けるようにして取り除くこと。しばらく時間がかかるので、テープを多めに準備します。市販のコロコロ埃とりでも便利ですよね。
ペットの毛を取り除く別の方法(こちらがより実用的)としては、ゴム手袋を使ってすべての毛を1か所にこするようにして集め、毛を拾って捨てるというのがあります。
7.オーダーメイドカバーを購入する
もしそれでもダメな場合、(まだ持っていないなら)新しいオーダーメイドカバー一式に交換するという口実ができます。私たちの居場所はもうご存知ですね😉