「ごみゼロ」は日常を通じて母なる自然環境への配慮を高めるということですが、それは何もあなたがヴィーガンになるとか、大事なものを全部売って森の奥の掘っ建て小屋に暮らすという意味ではありません。
私たちの会社でも廃棄ゼロを目指しています。今回は誰でも自宅でできる簡単な方法の特集です。
まずはここに挙げる10のステップから始めて見ましょう!
#1 省エネタイプの電球を使う
そう、こういった種類の電球は通常の白熱球に比べて1,000円〜2,000円ほど割高となりますが5~10倍も省エネ効果があり、そして少なくとも10倍は長持ちします!電気代も節約できるし、埋め立てゴミも減らせる、といいことがいっぱい。
#2 ゴミはリサイクルが基本
捨てる前に紙、ガラス、金属、電池類、そして壊れた電化製品などを分類しておけば、地域のリサイクル施設での仕分け作業をうんと楽にすることができます。捨てるものは最小限にすることがごみゼロの基本です。
#3 キッチンペーパーを繰り返し使えるものに代える
こぼした食べ物やキッチンの汚れを拭くのにキッチンペーパーに手を伸ばした時、思い出してください。1トンのキッチンペーパーを作るのに17本の木と75,000リットル以上の水が必要だということを。地球に優しい選択は?例えば汚れを拭いた後は洗濯機にポイできるマイクロファイバータオルを毎回使うというのはどうでしょう。
#4 包装は「要りません」
もしもあなたが食品や日用品の買い物担当なら、毎回の買い物でどれだけゴミが出るかはよくご存知のはず。アメリカで毎日埋立地に捨てられる64万トンのゴミのうち、4割はただ1回使われただけの包装ゴミなんです。この包装ゴミを減らすには、包装がなかった時代のおじいちゃん・おばあちゃんのやりかたで買い物しましょう。
#5 食べ物を無駄にしない
包装無しの買い物のもうひとつの良い点は、必要なものだけを買うようになるということです。つまり傷んでしまって捨てられる食品が減るのですね。これがどうしてそんなに重要なのでしょうか?お金が無駄になるのはもちろん、消費されずに腐った食べ物は温暖化の原因となるメタンガスを大気中に発生させるのです。
こちらの「冷蔵庫に残った食べ物を使い切るアイディア」を参考に、食品のごみゼロを目指しましょう!
#6 生ゴミは堆肥に
食べられることのなかった屑の部分は、埋立地で腐らせるのではなく自宅の庭の生き物にとって栄養豊富な堆肥に。生ゴミを適切な堆肥化の材料と混ぜ、状態を管理すればできますよ。「生ゴミでつくる堆肥」について読んで早速始めて見ましょう。
#7 洗剤は手作りで
自分で作るクリーニング剤は、1,000円以上する場合もあるボトル詰の商品に比べて100円ほどでできお財布に優しいアイディアですが、それだけではありません。人にもとっても優しい安全性が魅力です。手作り洗剤に始めてチャレンジする人はこちらのレシピをご参考に。
#8 古い家具は「アップサイクル」
古い椅子やソファ、テーブルなどを捨てようかなとお考えのあなた。ちょっと待って!楽しい改造のアイディアで古い家具に新しい命を吹き込んでみませんか。新しいペイント塗装や脚の取り替え、オーダーメイドのソファカバーなどで驚くほど見違えるように。またお手持ちの家具を「改装」するのは新しい家具を買うよりかなり安上がりです。
#9 再利用可能な食品包装にトライ!
いつもお使いのプラスチック製の食品ラップは、間違いなく埋立地に捨てられています。一度捨てられると分解に500年かかることを考えると、代替品を考えたいところ。繰り返し使える食品ラップは簡単に購入もできますし、手作りも可能です。ぜひ取り入れましょう。
#10 多用途なマイバッグを自分で作ってみよう
もし何年も着ていない服や生地が家にしまってあるのなら、捨てるのではなく、再利用可能なお弁当包みや紐付きのバッグなどに作り変えて毎日のお買い物や身の回りのものを入れるのに使うのはいかがでしょうか?
ここから無料のチュートリアルがダウンロードできます!
さあ、廃棄を減らしてゴミなし生活に近づけるアイディア、いかがでしたか?ごみゼロ達成に向かって私たちと一緒に歩んでいきましょう!