ボヘミアン(あるいはBoho)スタイルは鮮やかな色の大胆な使い方と生のままの自然素材が特徴です。
若々しくカラフルで天真爛漫といったこのスタイルは、あなたの中にある表現力豊かな個性を引き出してくれます。
一見ボヘミアンには混沌として無造作な印象があるかも知れません。でも実際はいくつかのシンプルなデザイン要素を駆使してまとめることで生き生きとした雰囲気を作り上げているのです。
そんなスタイルが好きなあなたに、リビングを簡単にボヘミアンなムードに生まれ変わらせる、9つのアイディアやヒントをご紹介!
色を大胆に組み合わせる
ボヘミアンスタイルの特徴のひとつが強い色同士の大胆な組み合わせ。茶色、ゴールドなどの色や宝石のようなサファイアブルー、エメラルドグリーン、そしてルビーレッドなどのトーンを使いましょう。
The Whishing Treesのジョーは、複雑な柄や鮮やかな色を組み合わせてこんな美しいリビングを作りました。
違う柄同士をミックスして
ボヘミアンがテーマの部屋づくりでは、柄の使い方に間違いなど存在しません。このスタイルの魅力は、自分の部屋を好きなように装飾するのが良いというところ – 変わった柄だろうがなんだろうが、ね!
フリーのデザイナーで作家のピーチーズ・フロイドは様々な柄や色をソファクッションに取り入れることで、面白い柄の使い方に成功しています。もし変わったデザインや柄を家具に使ってみたい(けど新しい家具は買いたくない)方は、まずはソファの掛け替えカバーで挑戦してみると、思い立った時にいつでも楽しめますよ。
ラグをインテリアの主役に
おおかたの家庭のリビングでは、一番大きな家具はソファであることが多いため、メインのインテリアアイテムとして扱われるものです。
でも必ずしもそうでないといけないわけではありません – ライフスタイルブロガーのサラ・トゥファリのように、ボヘミアン風のリビングのインテリアでラグを主役アイテムとして使うこともできるんです。
ナチュラルで生な素材を使う
ボヘミアン・ルックの隠れた主役がラタンや麻、ザイザルなどの天然素材。
インテリアデザイナーでありライフスタイルブロガーでもあるリズ・モローはこんなラタンのシェルフや植木鉢などの木のアイテムと使って、空間にあたたかみとナチュラルな要素を取り入れました。
昔のアイテムを仕立て直す
ボヘミアンスタイルのもうひとつの良いところはビンテージアイテムを新たな用途に使って光をあてること。
再利用されたインテリアアイテムをブログやオンラインショップで提供するwebサイト、Flea Market Fabではジェニファー・ハリソンのこのような美しい技を見ることができますよ。
ジェニファーは彼女のスタイルを「リラックス感があって、丁寧にスタイリングされつつも従来のデザイン・ルールにとらわれない」ものと説明しています。
ラグは重ねて魅力倍増
リビングをボヘミアン風に見せるもうひとつの方法はイゴーが教えるラグのスタイリング。対照的な色や素材、柄のラグを重ねて抜け感のあるリラックスした雰囲気が新鮮です。
自分の個性が映える部屋を作ろう
ボヘミアンスタイルがなぜこんなにユニークなのかというと、あなたの個性がしっかり発揮できるスタイルだから。
個性を引き出すアイテムとしてリビングで使いやすいのはアクセントになるクッションやブランケット、アート作品、ウォールデコレーション、そしてもちろん、観葉植物。
自分のパーソナリティを見せる装飾には制限などありません!
座る場所を工夫しよう
ボヘミアン・ルックのいちばんアイコニックでわかりやすい特徴はフロアクションやプーフと呼ばれる円形の椅子。
こういったアイテムは椅子としてだけでなく、コーヒーテーブルとしても使える優れものです。
ラグと組み合わせて使えば、Powwow Design Studioが紹介するこんなリビングルームのように堅苦しくなく思いのままにデザインされた印象で、まさにボヘミアンスタイル。
グリーンを使ってトロピカルに
ボヘミアンスタイルに欠かせないのは観葉植物。
つる性の植物や多肉植物など、さまざまなグリーンをアクセントに使えばなによりも楽しく、生き生きとした空間が生まれます。実際、植物がある環境はストレスレベルを低下させ、心身の健康を向上させてくれるんです – このLA発のライフスタイルブロガー、サラ・トウファリがデザインした空間を見ればそれも納得でしょう?
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