SF映画からでてきたような「スマートホーム」を想像するのは楽しいものですが、現実的な可能性としては、自宅でスマート デバイスに囲まれるというのは、キッチンの電子レンジを使うのと同じぐらい日常的になるかもしれません。
アメリカのアニメ「宇宙家族ジェットソン」のようなメイドロボットや、アメリカのコミック漫画「アイアンマン」のような人工知能(AI)を使ったアシスタントの登場にはまだ時間がかかりそうですが、掃除や洗濯といったありふれた単純作業を手伝ってくれるロボットが登場するだけでも嬉しいですね。
そんな単純で面倒な家事の多くを引き受けてくれるスマートホーム製品を、ここでご紹介します。
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IKEAのスマートアイテムで時間を節約し、ストレスフリーになろう
1. iRobot の掃除機 Roomba
iRobotの掃除機Roombaは、スマートホーム製品の中でもよく知られていますね。
この小さな円盤状のロボットは、定期的に床を掃除してきれいに保つという仕事を、単独で自動的に行なってくれます。
1日の中で決めた時間に電源を入れることができるので、家で床掃除するという雑用をなくしたい人には欠かせない製品ですね。
Roomba の掃除機は iOS または Google Homeで操作できるので、他のスマートホーム機器とシームレスに連動し、スムーズでしかも簡単にお掃除ができるようになります。
2. Litter-Robot
Litter-Robotは猫の飼い主さんには魅力的な製品でしょうね。
このおしゃれな猫用トイレは猫砂をきれいにしてくれるよう設計されています。猫砂と排泄物を自動分別し、iOSやGoogleアプリで管理することができます。
球状のトイレが回転して砂と排泄物が分けられ、排泄物は下のトレイの中に入るので簡単に捨てることができます。掃除と排泄物分別の自動化に加えて、トイレの臭いをカーボン フィルターで中和するので、猫がいつトイレに行っても変な臭いがすることがありません。
3. Winbot
窓掃除が嫌いな人はWinbotを試してみてはどうでしょうか。
他の家事に比べれば窓掃除はそれほど頻繁に行わなくてもよいかもしれませんが、スマートホーム技術の世界では、(ありがたいことに)窓掃除の手間をもっと少なくすることができると判断されました。
それは正しい判断ですね。
Winbotは、高度なファンモーターの技術と落下防止安全システムにより窓に吸い付いた状態が保てます。また、センサーとAIの技術で窓の表面をスキャンし、最短で最も効率的である清掃コースを自動で調整することができます。
Winbotのサービスを利用してみたいと思っている人へちょっとした情報を。Winbotには4段階のクリーニングに加え、ひどい汚れた窓用にディープクリーンオプションが用意されています。
そしていちばんの長所と言えば、スマートフォンで専用アプリを使って操作できるところですね。
4. Switch Bot
家事の面倒さを解決してくれるのはAIを使った自動化技術だけではありません。単にスイッチを押すだけの簡単な装置だけで良い場合もあります。
Switch Bot や Microbot Push のようなスマート デバイスを使えば、実際のスイッチやボタンを押して使う家電製品も、便利なスマートフォンを使って電源を付けたり切ったりすることができます。スマートホーム製品でなくてもスマートフォンでワイヤレスに管理できるようになります。
スマートホームに興味のある方は是非こちらの記事も参考にしてみてください。
5. FoldiMate
FoldiMate は、洗濯物をたたむという退屈な家事を自動化する自動洗濯物たたみロボットです。
おすすめする理由は、ズボン、シャツ、ジャケット、スカートなど、どんな種類の服でも、ほんの数秒できちんと折りたたむことができるところ。
FoldiMateから伸びているクリップに衣服を取り付けるだけで衣服が数秒で折りたたまれ、下の収納スペースから取り出すことができます。
このデバイスはスマートフォンアプリに対応しておらず少し手間もかかるものの、家庭では時間のかかる退屈な作業を自動的に行なってくれます。
6. Effie Ironing Machine
ロボットに服たたんだもらう前にしてもらいたいことと言えば、それは自分以外の誰か(または何か)にあまり面白くもないアイロン掛けしてもらうことでしょう。
そこでeffie 全自動アイロン掛けマシーンの出番です。
シャツを機械の片方の腕に掛けてボタンを押すだけで、数分以内にアイロンのかかったしわのない服が、反対側からすぐに着られる状態ででてきます(最高ですね)。
服が仕上がったら携帯電話に通知が届きます。
Effie Ironing Machine は、1回で12着までの衣類にアイロン掛けでき、またお好みの香りを加えることができるスペースもあります。これでアイロンを掛けた後の見た目と同じぐらい良い香りがします。
7. パナソニックのランドリー システム
もし洗濯機、FoldiMate、effie 全自動アイロン掛けマシーンを1台にまとめられるとしたらどうでしょうか。
それはパナソニックのインテリジェント ランドリー システムということになるでしょうね。このシステムでは、服を洗濯、乾燥、そしてたたむまで行程をすべて自動化してくれるので、お洗濯が今までとまったく違うレベルになります。
このランドリー システムはまだ試作の段階ですが、CES 2017(アメリカ ラスベガスで開催される電子機器の見本市)やドイツ ベルリンで行なわれた国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)で披露されたデモではみんな夢中になっていました。
8. スマホやタブレットが充電できるソファカバー
カバーを付けてソファの掃除をしやすくするというのは、時間もお金も節約できる1つの方法です。カバーを付けなければプロがスチームクリーニングを行い、最終的には張り替えをしてもらうために費やすことになるかもしれないからです。
スリップカバーがあれば、カバー外して洗濯機で洗うだけで新品のようなソファになります。
簡単ですよね。
ソファカバーをスマートホームのリストにのせたのは、適切な作りであれば携帯電話のワイヤレス充電器としても使えるからです。これであなたもリラックスして自分への充電もできますね。