色の組み合わせに正解はありません。単純に好みの問題です。でも、ありとあらゆる色を前にして悩んでしまう人も多いはず。そこで私たちが考えたのが「お家にぴったりの色を見つけるためのちょっと新しいアイディア」の特集。ホームインテリア初心者の方や、家の雰囲気をちょっと変えたいな、という方は必見です。お部屋そのものも、そこにいる人も、みんなにっこり笑顔になるような空間を作るヒントをお教えします。
フランス流クラシック
今夜は白に包まれて眠りたい?ヌードカラーは流行遅れになることなんてありません。クラシカルな雰囲気を目指すなら、コンフォートワークスの白のリネン生地(Liege Eggshell: 現在は廃盤)のソファカバーなどがぴったりです。この生地は汚れを気にする必要もあまりないのもいいところ。ナノコーティング処理された素材なのでこぼれた液体やシミは簡単にスポットケアできれいにできます。
プレーンな昔ながらの色も、リビングに大人っぽく洗練された印象を出してくれます。ベースとしてニュートラルカラーのソファがあれば、いつでも差し色で雰囲気を変えることもできます。例えば柄もののクッションカバーやウォールデコレーションなども楽しいですよね。柔らかくシンプルなティールと呼ばれる青緑やパステルブルーなどは、ニュートラルカラーやオフホワイトなどとの相性も抜群です。
「クラシック」と「ありきたり」とは似て非なるもの、ですね。
Mixが楽しい英国スタイル
はっきりした、印象の強い色を使った柄ものは、空間のトーンを一変させてくれます。ぱっと目立つストライプ生地を使うと、いろんなスタイルがミックスされたイギリスっぽいお部屋に。それに合わせた家具とインテリア装飾で、この写真のようなロマンチックな印象が生まれます。大きい部屋で装飾を控えめにすると、同じストライプ生地で今度はビーチハウスのようなルックも。
ミニマリズム – 余計なものはなにも要らない
最小限のものでつくる、ミニマルな空間であればあるほど、結果的には質感や柄を組み合わせる際の自由度が増します。装飾がほとんど、あるいは全くないという状態であれば、部屋が大きく感じられ、柄や色の分量が多くなっても空間にゆとりがあるのです。実際、部屋に使われる色のトーンは厳格に決めた方が見栄えは良くなります。インテリアを仕立てるというのはファッションと似たところがあり、3色以上を同時に使うとうるさくなってしまいます。
「普通」に収まらない – コントラストのある色の組み合わせ
はっきりした色が好きだけどどうやって家のインテリアに落とし込んだらいいか分からないという人は、小さなものから始めて見ましょう。まずは部屋の中で視覚的な分量が少ないところに強い色を入れていきます – 例えば椅子、テーブル、デコレーション小物など。マイルドな色が大部分を占める部屋では、ところどころで入る鮮やかな差し色の効果は抜群。ちょっとやり過ぎてしまってもニュートラルカラーのテーブルクロスやカバーなどでトーンダウンしたり、単に「場違い」に感じる色を取り除けば問題ありません。
似たような色や中間色同士より、大胆でコントラストの強い色を組み合わせてみましょう。物置にある古いチェアも、はっきりした色に塗り直してテーブルに合わせてみて。
赤の出番
妖しい魅力を放つ真紅のドレスのような、赤が基調になった部屋というのは誰もが一度は空想してみるもの。専門家も赤を見るだけで血流が増す場合があると言うように、赤という色はアクティブで生き生きした空間、つまりリビングやダイニングに向いている色なんです。壁一面を赤に塗る勇気がないという方はソファカバーでトライするのはどうでしょう?コンフォートワークスのNomad Redという生地には白い糸が織り込んであるため、トゥーマッチにならずに部屋を彩ってくれるんです。もちろん、赤がちょっと強すぎると感じる時にはカバーを落ち着いた色に替えれば簡単に解決。
ここだと思ったタイミングを逃さず、楽しんで変化にチャレンジして見てください – 人は常に何かを変えてみたいとか、好奇心を満たしたいと感じるものです。そんなとき何より大事なのは、その時々に感じた閃きです。
時としてベーシックな色や原色はトレンドや好みに左右されることもなく、どんな家の空間にも合う選択肢だということも覚えておいてくださいね。
さて、今回の記事ですが次の模様替えの参考にしていただけたでしょうか?色に関するこちらの記事も是非読んでみてくださいね!