多くの人がシャビーシック感を出すにはアイロンがけしていない布をソファにかけるのがいいと勘違いしているようですが、それはいろんな意味で間違っています。
シャビーシックって一体なんなのか?
シャビーシックとは、英語のshabbyとchicを組み合わせた言葉。shabbyとは物が使い古された状態。chicとは粋な、シックな、上品な、という意味。shabby chicとは、使い古された中にも品や優雅さがある、上品で味があるアンティーク、という意味になる。
シャビーとは物が使い古された状態という意味で、シックとは粋な上品でスタイリッシュという意味です。
シャビーシックは1970年代後半の英国が発祥地で、元々は塗装や塗装効果を表す言葉でした。
シャビーシックがさらに流行ったのはアメリカのデザイナーのレイチェル・アッシュウェルが、その言葉を商標登録し、自身の事業の名称として使ったからです。
話は戻りますが、簡単にシャビーシックにする方法をご紹介しますので、皆さんご自身のお部屋のインテリアの参考にしてくださいね。
1.収納ボックス&キャビネット
古いアンティーク調の収納ボックスやキャビネットをラグに置けば最強です。実家の物置に転がっていたりしませんか?一般的に木製で、自然に使い古した感があるので研磨や塗装が少しでも施してあれば、素敵な足置き、コーヒーテーブル、ベッドサイドテーブルになり、部屋を農家風のシャビーシックにまとめてくれます。もしお好みでないのなら、Etsy等のオンラインマーケットプレイスで売ることもでき、シャビーシックを求めるほかの方にお譲りすることもできるでしょう。
2. アイロンがけしていないリネンのソファーカバー
レイチェル・アッシュウェルのおかげで「シャビーシック」は今ではリネンの上品なしわ加工されたカバーと同じ意味で使われ、裾の付いたソファーカバーやベッドシーツとして目にします。
すぐにお部屋をシャビーシック変えるには、長い裾の付いたカバーをリビングの一番大きな家具のソファーにつけることが簡単でしょう。オフホワイト、ライトグレー、ダックエッグブルー、淡い色からチョイスしてくださいね。明るい色であればあるほど、繊細で趣のある風合いになります。よいと感じるデザインであれば特に決まったルールはないです。きっとあなたも次のレイチェル・アッシュウェルとなれるでしょう!
3. 古い家具の再利用
告白します。私はモノをため込む人で、捨てるのが苦手です。いつか使う時が来るかもしれないし、捨てたらすぐに必要になるかもしれないからです。
と、私と同じように考える人はいるでしょうし、古い家具がガレージに長く残っているのでしょう。シャビーシックにするのは古いアイテム、特に家に置き場の無い家具等を再利用する最高の方法となるでしょう。週末に古い家具の再生をしてみるのはとても楽しいことでしょう。少し手をかければ新品同様になり、新たなものとして復活します。
例えば上の写真のように1980年代のミシンの再利用を例にすれば、上部に一枚滑らかな板をつければ、簡単に玄関に飾れる美しいテーブルになります。捨てずに、再利用しましょう!
4. 再利用木材
かなり使い古した再利用、研磨加工、塗りなおした木材はシャビーシック調にもってこいです。白いリネンカバーを被せたり、ペールホワイトに塗りなおしたり、ような斑のある塗装を施してみたりすることもできます。
古い木の枠を壁に掛けて飾るか、それでテレビの台を作るか、何となくずっと悩んでいたりしませんか?やる機会がなかったのかもしれませんが、古い木材はきっとワークスペースに遊び的な要素を取り入れてくれ、おしゃれに見えること間違いなしです!
5.アクセサリー&オーナメント
アクセサリー&オーナメントは甘く見てはいけません。小さなオーナメントは驚くほどお部屋の雰囲気を変えてくれるものです。ビンテージストア、日曜朝のフリーマーケットで見つけた小物などでシャビーシックなお部屋にささやかな仕上げのアクセントを加えてみましょう。
PinterestやEtsyをチェックしてみれば、古本や古いエナメル製のカップ、ペイントが施されたメイソンジャー、レース生地などがシャビーシック感を更に引き立たせるアイテムだと気づくでしょう。
6. 塗装
物置で美しいビンテージの小物を見つけることが出来るとは限らないし、ときにビンテージには似つかわしくないあまりに良すぎるものもあるでしょう。シャビーシックの魅力は不完全なものに完全なものを見つけることです。だからもし見つかった家具等が使い古されていなければ、シャビーシックに見えるよう塗装してみるのも一つの手です。
家具や小物を塗装するのは非常に簡単なのですが、最も難しいのは使い古し感を不規則的にかつ、自然に出すことです。規則的なパターンは避け、間違えても躊躇してはいけません!上から塗り、やり直せばよいのです!
7. ビンテージアート、鏡
ビンテージのアートやミラーを掛けるのは、あまりお金を掛けず、空間に上品なアクセントを与えてくれます。大きな鏡やアートを暖炉のまた、ソファーの上にアートをまとめて掲げてもよいですね。
ガレージセールやフリーマーケットなどで古い鏡を手に入れましょう。しばしは木製の彫刻フレームや金属製のフレームがついていればいい発見です。安価にビンテージアートを作る方法としては、古い写真をオンラインで現像したり、花のイメージが含まれる子供のフォトブックなどを買うとよいでしょう。フォトフレームの大きさに合わせて切って、フレームにはめます。ほら、シャビーシックになったでしょう!
大部分はビンテージの小物をフリーマーケットやリサイクルショップで揃えられるでしょう、それに少し手をくわえるだけで、個性的な作品に仕上がるのです。そうしなくてもEtsyやDaWanda等のオンラインマーケットプレイスで他の方が制作したユニークな作品を購入できます。
いかがでしたでしょうか。なにか伝え抜けているところがあったり、シャビーシックにするアイディアがあれば下のコメント欄でお知らせくださいね。
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